賃料が半分になっても採算に合う物件

  賃料が半分になっても採算の合う物件を探している方がいます。


  賃料が半分になってしまうということは、築年が相当に経過することを意味します。


  この時期にこういった表現を使うのは、不謹慎かもしれませんが、賃料の半減期とでもいうものを考えてみたいと思います。


  半減期とは、放射性物質について使われる言葉ですが、放射性物質の力が半分になるまでの期間の事をいいます。


  これをアパートやマンションの賃料に当てはめてみた場合、何年で賃料が半分になってしまうかという話です。


  現在都内で募集中の新築アパートから、十年二十年三十年と比較して行った場合、それぞれの賃料は、新築78000円、築十年までで70000円、築二十年までで60000円、築三十年となると比較できるものが殆ど無く50000円程度、築四十年で45000円程度となっています。


  八万円の半分の四万円になるためには、実に四十年以上の歳月が必要となっています。


  木造アパートの耐用年数に相当する歳月が必要な期間です。


  つまり、賃料が半分になっても事業が採算に合う物件を探している人というのは、不動産投資に過剰な安全性を求めすぎている(リスクのとれない)人です。


 賃料が半分になる頃には、借入金の返済は終わっているので、それは杞憂というものではないかと思います。

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