立ち退きと建て替えの準備

  中古のアパートを購入する方は、将来の建て替えを想定しておく必要が有ります。それはつまり、将来必ず立退きをしなければならない時がくるということです。お金に余裕があって、入居者が出るにまかせて放置しておくという方法も有りますが、いつ建て替えができるかわからないので、あまりオススメできません。ですので、ある程度の築年数が経った物件については、徐々に定期借家契約に切り替えて行くことをオススメします。
  築20年のアパートであれば、建て替えをするまでの間に15年以上余裕があるので、焦る必要はありませんが、準備をしておく必要はあります。
 準備をしてある物件とそうでない物件は、前者の方が明らかに売りやすくなります。次に売却する時の売却選択肢の数が変わって来るからです。準備をしてある物件は、立退きが楽なので、収益物件としてだけでなく、土地利用を目的とした買主もやってきます。ですので、築20年以上の中古物件を買う場合は、買ったその日からその準備をすることも必要です。
  震災があった後なので、最近は建物の安全性を気にする人が以前に比べて増えたように思います。ボロボロの建物を放置して、入居者や近隣の方に迷惑をかけた後では遅いので、所有者責任についてもしっかりと考えておく必要があります。

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