震災後の金融機関の融資姿勢と金利

 東北関東大震災後の金融機関の融資姿勢は、震災以前と比べても目立った変化はほとんど無いように見えます。


 しかしながら、東京電力への融資や復興の為の融資資金、また、既存貸出先への緊急融資等により、大きな資金が被災地向けに確保されつつあります。特に資金力があり、震災前には投資資金がだぶついていた都市銀行の中で、このような動きが顕著にあり、今後は金利や貸出姿勢への変化が見られる可能性が有ります。


 住宅ローンなどもについても、金余り状態が解消されたので、金融機関の調達金利が上がって、金利に上昇圧力がかかり易くなる可能性があります。融資姿勢については、規模の小さな金融機関やノンバンクへの影響は少ないと考えられますが、金利については、同様に上昇圧力がかかる可能性はあるでしょう。


 政府や日銀の資金供給策にもよるところもあるので、今後は注意深く見守っていく必要があります。

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