震災後の首都圏の新築一戸建てやマンション販売

 都内で一戸建ての販売をしている不動産会社の社長と話をする機会がありました。

震災の影響はどのくらいあるのかと尋ねたら、やはり、一旦買い控える方が増えてきているようです。

実際に被害のあった地域ほどではないものの、全体のパイは減っているようです。ただ、それにも増して影響が大きいのは、資材の不足だそうで、着工できない現場や、材料が届かずに工事が進まない現場が増えていると言っていました。

今後は需要の問題よりも、供給の問題が大きなファクターになって売ると思われます。

今は一時的な需要の落ち込みを見せていたとしても、毎年一定規模の、新築住宅購入需要は生まれます。反対に、震災の影響で、首都圏の不動産の供給能力の落ち込みはしばらく続く可能性が高いので、中古住宅市場が活況になったり、少ないパイを奪い合う状況になると思われます。場合によっては価格上昇という変化も考えられます。建築資材の需給バランスは、完全に逆転してしまったので、今後は建築コストの上昇も頭に入れなくてはならないでしょう。

震災復興にかかる期間がどの程度かにもよりますが、5年以上の期間で建築業界のへの需要が高まるのではないでしょうか。

これからの労働力人口の減少も重なって、ますます供給能力が落ちるので、不動産へのインフレ圧力が高まる可能性も視野に入れる必要があります。

新築住宅を検討している人は、買い控えるよりも、今のうちに購入した方がいいのではないでしょうか。

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